日本語の美しさ、記憶の奥に沈む情景、そして言葉にならない感情。
松本隆が描いてきたのは、「誰もが心の中に持っている、もう一つの風景」。
時代を超えて響く、詞の宇宙を旅する8曲を選びました。
1. ルビーの指環 / 寺尾聰
→ 大人の孤独と都会の夜を描いた、歌謡曲の完成形。言葉を削ぎ落とした美学が際立つ一曲。
2. 木綿のハンカチーフ / 太田裕美
→ 都会へ旅立つ恋人との距離を、往復書簡形式で描いた名作。
日本ポップス史上、最も有名な「別れの歌」。
3. 赤いスイートピー / 松田聖子
→ 女性詞の革命。
アイドル歌謡に繊細な内面描写を持ち込んだ画期的作品。
4. 卒業 / 斉藤由貴
→ 「制服」「校舎」「最後の日」という象徴を使い、
青春の終わりを静かに描いた傑作。
5. 夏色のおもいで / チューリップ
→ ひと夏の記憶を淡く切り取る、松本隆×シティポップの真骨頂。
6. 君は天然色 / 大瀧詠一
→ 記憶と色彩をテーマにした、幸福感と喪失感が同居する名曲。
松本隆の詩世界が最も広く愛された一曲。
7. 風をあつめて / はっぴいえんど
→ 日本語ロックの原点。
日常語をそのまま音楽に昇華した革命的作品。
8. スローなブギにしてくれ / 南佳孝
→ 都会的で退廃的なムードを、映像のように描く大人の歌謡曲。
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