歌詞が小説みたく物語になっている、
もしくは情景描写が秀逸で、
心を射抜くフレーズのある曲を選びました。
2曲目の
『革命 / andymori』は、
2011年発表の
3rdアルバムの表題曲。
この曲は、
明日こそはと祈る、
夜明けを待つ心に風を吹かせる、
ドン・キホーテの精神を歌った名曲です。
瑞々しさと瞬発力に溢れ、
幅広い音楽性が絶妙に合わさった楽曲。
一聴して
頭にこびりついて離れない磁力。
何かをぶち壊し
越えて行こうという、
パンクの精神性。
そして思わず口ずさんでしまう、
叙情的でいて
メロディーのいい曲が多いのも
andymoriの最大の魅力だと思います。
3曲目の
『プレイバック part2 / 山口百恵』は、
当時のライバル、
沢田研二の大ヒット曲「勝手にしやがれ」のアンサーソングとして有名です。
山口百恵のヒット曲の殆どを作詞した阿木燿子が、
阿久悠が手掛けた「勝手にしやがれ」の男性目線の歌詞に思うところがあったようで(笑)、
今度は「勝手にしやがれ」の歌詞の中で喧嘩して出ていく女性を主人公に
『プレイバック part2』を書いたとのこと。
その証拠に2番の歌詞のポルシェのラジオから流れてくるのが「勝手にしやがれ」だと
暗にタネ明かしされています。
そしてこの曲は19歳でトリを務め都市伝説となった
NHK紅白歌合戦でも話題を集めますが、それはまた別の機会に。
4曲目の
『Phoenix / 斉藤和義』は、
2009年に亡くなった忌野清志郎に捧げられた、
ロックファンなら涙腺崩壊必至のナンバーです。
7曲目の
『夢見るシェルター人形 / ジューシー・フルーツ』は、
フランス・ギャルの大ヒット曲
「夢見るシャンソン人形」の日本語カバーですが、
核戦争後の世界を描いた歌詞が衝撃的で、
かなり秀逸です。
しかし、1982年の発表後すぐに放送禁止となりました。
11曲目の
『黒猫道』は、
東京事変が
2007年に発表した
アルバム
「娯楽(バラエティ)」に収録のナンバー。
"退いた退いた
ほーらオレサマのお通り
僕は闊歩しつつ唱えている
「黒いのは条件反射」
吠えるものか
今日もまるで無勘定だ
ノケモノにされても良いから
かまうなよ人間関係
立ち止まって撫ぜられるのも
自動車警笛(クラクション)を鳴らされるのも
手ぐせで尻尾を掴まれるのも
もう毛頭堪忍
誰も立って居ない道を行け
頭一個の狭さで行け
黒くなって人目に付かぬ様に
さあ急いで急いで
前を向いたら後退不能なのだ
僕は譲歩しつつ構えている
「黒いのは防衛本能」
吠えるものか
今日もまるで不干渉だ
ノケモノにされても良いから
かまうなよ人間関係"
無駄な殺生を避け、
魚と葉っぱで生き、
四六時中
喪に服し、
涙を呑む信心者。
そんな侍みたいな
カッコイイ黒猫を描いた、
東京事変流・黒猫のためのテーマ曲。
スピード感満点の
スリリングな演奏に、
猫の化身と化した
椎名林檎嬢の
艶やかな声が乗れば、
そこのけそこのけと
黒猫が闊歩する様子が目に浮かんできます。
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