むー のCine Jazz vol'５「音楽ってのは､黒人のものでも白人のものでもなく､みんなのものさ。僕はそれを誇りに思っている。」by アート・ブレイキー

「シネ･ジャズの原点は､フランス映画によるJAZZの価値の再発見」 ①⑦『危険な関係』(59年)…… 監督は、《女優たらし》ロジェ･ヴァディム。 原作は、1782年にフランスの作家コデルロス･デ･ラクロ。彼は職業軍人で、心理戦の域に達した 恋の駆け引きを描写している。 映画は18世紀の貴族社会から、現代のフランス上流社会に舞台を移し、恋愛をゲームの様に手玉に取る男女と、上流社会の退廃を辛辣に描く。 音楽を《ジャズピアノの最高峰》セロニアス・モンクが担当。 アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのリー･モーガンのトランペットが魅力的！ ②『殺られる』(59年)…… ギャングによる人身売買との闘いを描くアクション･サスペンス。 監督エドアール･モリナロ。 ③『危険な曲がり角』(58年)…… マルセル・カルネ監督作。フランスシネマ大賞受賞の、奔放な若者の恋愛と人生の後悔... ④『パリの旅愁』(61年)…… ポール・ニューマン、シドニー・ポワチエ 主演。音楽界からも、ルイ・アームストロング、ダイアン・キャロルも出演。 音楽は、デューク・エリントン。 監督はマーティン･リット。これはアメリカ映画ね。 ⑤『死刑台のエレベーター』(58年)…… 巨匠ルイ・マル監督、25歳のデビュー作。 富豪の親を持つルイ・マルは、父親から莫大な援助を受け、主演にモーリス・ロネ、ジャンヌ・モローと人気役者を配置。 音楽はには、ツアーでパリ滞在中のマイルス・デイヴィスを起用して、現場1年生の長編デビューとは思えないバックアップ。 不倫の果ての完全犯罪に思わぬズレが…… ⑥『現金に手を出すな』(54年)…… ジャック・ベッケル監督、ジャン・ギャバン主演。 引退の為の最後の仕事《金塊強盗》を成功させた老ギャングに、新興ギャングが襲いかかる…… ⑧NHK『美の壺』テーマ曲 聴いたことある曲だが、『美の壺』は観た事ありません。野暮天なモンで 😌