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《むー のハードボイルドcinema Soundtrack》に続く ハードボイルドで大人の《探偵》映画 Soundtrack集です。 ①『チャイナタウン』(74年)…… 監督 ロマン・ポランスキー 脚本 ロバート・タウン ⇒ 第47回アカデミー賞脚本賞受賞! 製作 ロバート・エヴァンス 出演者 ジャック・ニコルソン フェイ・ダナウェイ ジョン・ヒューストン 音楽 ジェリー・ゴールドスミス 撮影 ジョン・A・アロンゾ 配給 パラマウント映画 公開 アメリカ 1974年6月20日 日本 1975年4月12日 上映時間 131分 製作費 $6,000,000 興行収入 $30,000,000 (全世界) (2000年1月) ロサンゼルスの水を巡る殺人事件 (元々、ロサンゼルスは砂漠。西部劇の舞台だからね) にまつわる悲劇的な女性の人生の物語。 ロバート・タウンの脚本は「出来がいいが難解」 との評判だった。 その上、監督のポランスキーが《悲劇的なエンディング》を主張した為に、いっそう分かりずらい物語になりました。 《悪は裁かれない》クライマックスは、観客に《犯人の誤認識》をさせ どんな物語かわからなくさせています。 一筋縄では行かない《名作》なのです。 音楽は、前任者のリジェクトで《御大》ジェリー・ゴールドスミス先生が《登板》 《2週間》の突貫工事の割には素晴らしい出来で、アカデミー賞にノミネートされてます。 本プレイリスト①曲目はゴールドスミス先生。 ※ 前任者は フィリップ・ランブロ。リジェクトされたスコアは 『チャイナタウン』の題名を使わなければアルバム可能…との事で Persevance Records から 2012年に『 Los Angeles, 1937』のタイトルで発売されました。 ②③⑥『マザーレス・ブルックリン』(19年)…… 『ファイト・クラブ』(99年)、『インクレディブル・ハルク』(08年)主演の エドワード・ノートンの監督第2作目。 1957 年、ニューヨーク。 《トゥレット症候群》という病を抱えるが、驚異の記憶力を持つ私立探偵のライオネル・エスログ(エドワード・ノートン)は、 人生の恩人であり唯一の友人でもあるボスのフランク・ミナ(ブルース・ウィリス)が殺害された事件の真相を追い始める。 ウイスキーの香りが漂うハーレムのジャズ・クラブから マイノリティの人々が集うブルックリンのスラム街まで、 僅かな手掛かりと天性の勘と行動力を頼りに大都会の堅く閉ざされた闇に迫っていく。 やがて、腐敗した街で最も危険な黒幕に辿り着くが・・・。 突然「イフ!」とか、 状況にそぐわない言葉を出す主人公に馴染めるかが、この映画を楽しめる鍵 それを受け入れれば、濃厚な《アメリカン・ノワール》が展開されます。 音楽が素晴らしく、バーボンを横に置いて鑑賞したくなりますね。 監督・製作 エドワード・ノートン 脚本 エドワード・ノートン 原作 ジョナサン・レサム 『マザーレス・ブルックリン』 キャスト エドワード・ノートン - ライオネル・エスログ ブルース・ウィリス - フランク・ミナ ググ・バサ=ロー - ローラ・ローズ ボビー・カナヴェイル - トニー・ヴェルモンテ チェリー・ジョーンズ - ギャビー・ホロウィッツ アレック・ボールドウィン - モーゼス・ランドルフ ウィレム・デフォー - ポール・ランドルフ マイケル・K・ウィリアムズ - トランペット・マン 音楽 ダニエル・ペンバートン 主題歌 トム・ヨーク「デイリー・バトルズ」 配給 ワーナー・ブラザース 公開 アメリカ 2019年11月1日 日本 2020年1月10日 上映時間 144分 製作費 2600万ドル 興行収入 $8,587,046 ⤵(撃沈) ④『ロング・グッドバイ』(73年)…… 御存知、1953年に書かれた レイモンド・チャンドラー原作『長いお別れ』の映画化。 「ギムレットを飲むには少し早すぎるね」 「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」 「警官とさよならを言う方法はまだ発明されていない。」 などのセリフが素晴らしい! 松田優作もこの映画版に憧れて、『ヨコハマBJブルース』(81年)を作っています。 猫に促されて、お気に入りの猫缶を買いに行かされる冒頭から痺れる! 特に吹き替えが最高!…てか、初見がテレビだったから😅 サントラ盤CDを見かけたら、迷わず買い! 『スターウォーズ』のジョン・ウィリアムズ先生の作品。 《大人の必需品》の様な一枚です。 残念ながらAWAでは、サントラは無し ⤵ カバー曲でお届け…… 監督 ロバート・アルトマン『M☆A☆S☆H』『プレタポルテ』 脚本 リイ・ブラケット 原作 レイモンド・チャンドラー 『長いお別れ』より 製作 ジェリー・ビック 製作総指揮 エリオット・カストナー 出演者 フィリップ・マーロウ - エリオット・グールド(森川公也) アイリーン・ウェイド - ニーナ・ヴァン・パラント(小谷野美智子) ロジャー・ウェイド - スターリング・ヘイドン(宮川洋一) マーティ・オーガスティン - マーク・ライデル(青野武): チンピラのボス。 ドクター・ヴェリンジャー - ヘンリー・ギブソン(千葉耕市) ハリー - デヴィッド・アーキン: オーガスティンの子分 テリー・レノックス - ジム・バウトン デイヴ(ソクラテス) - デビッド・キャラダイン(クレジットなし) チンピラ - アーノルド・シュワルツェネッガー(クレジットなし。 オーガスティンの事務所にいるムキムキマッチョなチンピラ) 音楽 ジョン・ウィリアムズ 撮影 ヴィルモス・スィグモンド 配給 ユナイテッド・アーティスツ 公開 アメリカ 1973年3月7日 日本 1974年2月23日 上映時間 112分 ⑤『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(07年)…… 監督 ベン・アフレック 脚本 ベン・アフレック アーロン・ストッカード 原作 デニス・レヘイン 『愛しき者はすべて去りゆく』 製作 アラン・ラッド・Jr ダン・リスナー ショーン・ベイリー 製作総指揮 デヴィッド・クロケット 出演者 ケイシー・アフレック ミシェル・モナハン 音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ アメリカ 2007年10月19日 日本 劇場未公開 上映時間 114分 製作費 $19,000,000 興行収入 $34,619,699 日本劇場未公開のこの作品は、『ミスティック・リバー』等で知られる デニス・レヘインの『私立探偵パトリック&アンジー』シリーズの4作目『愛しき者はすべて去りゆく』の映画化。 レヘインの出身地であるボストン・ドーチェスター地区を舞台に描かれており、本作の撮影も同地区で行われました。 監督・主演のアフレック兄弟もボストン出身であり、脇役・エキストラとして多くの地元の人間を出演させています。 誘拐された少女の母親を演じたエイミー・ライアンは、本作で多くの映画賞にノミネートされました。 パトリックとアンジーは、ボストンで私立探偵として働く幼なじみのカップル。 ある日、4歳の少女アマンダが誘拐される事件が発生し、 その3日後、警察の捜査に限界を感じたアマンダの叔母夫婦が、街の裏側に精通するパトリックたちのもとに捜索依頼に現われる。 誘拐事件では自分たちの出る幕はないと、あまり気の進まないままアマンダの行方を調べ始めるパトリックとアンジーだったが…。 ⑦『動く標的』(66年)…… ロス・マクドナルドの1949年のミステリ小説『動く標的』を原作としています。 映画の題名は『Herper』です。 それは、主人公の探偵の名前が《ルー・アーチャー》から《ルー・ハーパー》に変えられているからです。 イギリスで公開された際のタイトルは原作の原題と同じ『The Moving Target』で公開しています。 私立探偵ルー・ハーパー(ポール・ニューマン)は、 友人の弁護士アルバート(アーサー・ヒル)の紹介で、 行方不明になった大富豪サンプスンの探索を引きうけた。 サンプスンの周辺を調べるうちに、ハーパーはこの失踪の裏に 何らかのシンジケートがあることを確信。 その頃サンプスン夫人(ローレン・バコール)のもとには現金50万ドルを要求する脅迫状が届いていた…… 監督 ジャック・スマイト『エアポート75』『ミッドウェイ』 脚本 ウィリアム・ゴールドマン『マラソンマン』『ミザリー』 原作 ロス・マクドナルド 『動く標的』 製作 ジェリー・ガーシュウィン エリオット・カストナー 出演者 ポール・ニューマン ローレン・バコール ジュリー・ハリス アーサー・ヒル ジャネット・リー 音楽 ジョニー・マンデル 撮影 コンラッド・L・ホール 配給 ワーナー・ブラザース 公開 アメリカ 1966年2月23日 日本 1966年7月14日 上映時間 121分 製作費 $3,500,000 興行収入 アメリカ $12,000,000 1975年には同じポール・ニューマン主演で『魔のプール』を原作とした 続編『新・動く標的』が公開されています。 なお、本作も続編も主人公の名前は原作のルー・アーチャーからルー・ハーパーに変えられています。 この理由について、ニューマンが『ハスラー 』『ハッド』のヒット以来、 Hで始まるタイトルにこだわったという説がしばしばみらていますが 実はこの時マクドナルドが『ルー・アーチャー』というキャラクター名の版権を保持したかったためであった……と、Wikipedia に書いてありました😅 映画化に信用を置いてなく、別物にしたかったからですかねぇ…… ⑧『黄昏のチャイナタウン』(90年)…… ①曲目の『チャイナタウン』の16年振りの続編。 監督は『チャイナタウン』主演のジャック・ニコルソン。 初監督作品です。 舞台は 1948年のロサンゼルス。 私立探偵のジェイク・ギテス(ジャック・ニコルソン)は 建設会社の経営者ジェイク・バーマン(ハーヴェイ・カイテル)から 妻キティ(メグ・ティリー)の浮気調査を依頼される。 ジェイクはモーテルでキティの浮気の様子を盗聴して探っていたが、 そこへバーマンが乱入、 相手の男を有無を言わせず射殺してしまう。 しかもその被害者は、バーマンの会社の共同経営者であるボディーンだった。 ところが、使用された拳銃はボディーンのものだったことなどから、 バーマンは不起訴処分になる。 だが、これに納得のいかないボディーンの妻リリアン(マデリーン・ストウ)は、バーマンとジェイクを訴えると息巻く。 それを避けるため調査を続けたジェイクは、ロサンゼルス最大の石油会社ローリー社に行き当たる。 また浮気現場で盗聴していたテープには、かつての案件で出会った女性イヴリン(フェイ・ダナウェイ)の名とその娘のことが語られていた。 ジェイクは今回の依頼の背後に何か巨大な策謀を感じ取り、 ローリー社の社長アールに接近、意外な事実を知る。 監督 ジャック・ニコルソン 脚本 ロバート・タウン 製作 ロバート・エヴァンス ハロルド・シュナイダー ジャック・ニコルソン 出演者 ジャック・ニコルソン ハーヴェイ・カイテル 音楽 ヴァン・ダイク・パークス 撮影 ヴィルモス・スィグモンド 配給 アメリカ パラマウント映画 日本 UIP 公開 アメリカ 1990年8月10日 日本 1991年6月28日 上映時間 137分 製作費 $19,000,000 興行収入 北米 10,005,969
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