80年代歌謡曲集「平凡な明星」　第1巻

第1巻はボンド企画のアイドル。 トップバッターは少女帯！海外レコーディングやPV撮影と当時では破格な鳴り物入りデビューを果たした少女隊。しかしすんなりスターダムロードを歩くことは叶わず、当時若き日の秋元康氏が作詞を手掛けた3枚目シングル「素直になってダーリン」をきっかけにベストテン歌手へと階段を上がる。事務所の本気度合をヒシヒシと感じるこの頃のシングル曲たちは極めて名曲揃いで特にここに挙げる曲は秀逸。 続いて登場は本田美奈子。細見の体からは想像もできない圧倒的歌唱力と印象的なビブラート唱法の歌声は、アイドルをなめんなよ！という警告にも聴こえた。最後に収録してる「CROSS」は当時世界的ギタリストだったゲーリー・ムーアの楽曲。