公共交通交響曲

受験競争頑張って下さいね。希望校に合格することで良い人生を歩める、という結論を得られる人生にして下さい。個人の幸福と国益が合う社会になると良いですね。労働者と資本が富を上手く配分出来る社会になれば、国益の意味が変わってくるでしょうね。上手くの意味が分かりませんが。なんかそこは幻想で埋めてもいいかもしれませんね。とにかく、大人になったら何かで埋めてあげて下さいね。自分の子どもたちのためにもね。ところで、受験生のみなさんが乗っているこの公共交通機関ですが。今、あなたが生きているこの社会の縮図です。社会の生活導線でもありますが、運営さんのダイヤに忠実な志向、すぐ謝っちゃう、何かあるとすぐバスに振り替え出来ちゃう。企業の競争原理という剥き出しなものをお客様、という概念を持ち込み逆に企業に奉仕させる業。これが見えてきて疲れてしまうと、ふと走っているアレの前に飛び込みたく、ではなく飛び込んでしまう。その時、時間が止まり、何となくリアルな世界が見えてしまうけどイライラせず、時間が戻るのをのんびり待ちましょう。公共交通機関はその間、死にもの狂いでその死んだ時間を取り戻そうとしています。しゃかりきで手を合わせて、今の無かったことでお願いしますね、って言ってるみたいじゃないですか。あ～っ幸せです。私達はそれを無かったことに出来るんですから。あと東都ジェズニーランド何かもそういう風に考察すると面白いかもしれませんね。