香港❗HONG KONG97年返還前後の街でかかっていた音楽！

当時は日本や外国のカバー曲がとても多い時代でした。 映画界で活躍して名をあげた人も多いですが、歌が好きな国民性でしょうか、小さな街なのに収容人数が多いホンハムと呼ばれる（武道館のような場所）で連続15日間のライヴとかがありました。 私も一度だけレスリー・チャンのライヴに行きましたがスターもサービス精神が旺盛で内容もてんこ盛りで、何回も足を運ぶ人がいると知り驚きました。 今でも他の歌手のライヴDVDなどでその様子を伺い知ることができます。 サンデイ・ラムのラヴァーズティアーズはシンガポールのディック・リーのアルバムで初めて知りました。 のちに日本デビューも果たしましたが、美しい声で歌われる数々の名曲は、今も香港で愛されるレジェンドの一人ではないかと思います。 九龍島の中心部チムサーチョイ中には巨大なHMVが君臨していました。訪れる度に上へ下への大移動で、何枚のCDやVCD（DVDが普及する前に流行したディスク）を、買い求めたことでしょう。屋台が乱立した中を掻き分けて奥まった店舗に入れば、レアなCDもかなり手に入りました。信和中心と言うオタクビルも当時はゲーム関係が多かったですが、CD 屋も正規盤と海賊盤が入り乱れていたり、今の中野のようなビルでした。もう、15年も訪れてない自分が信じられないくらい、あの時の空気は今でも忘れられません。冬場以外は湿気が多くてうんざりするんですが、エネルギッシュな街が忘れられません。いつかはまた行くぞー。✊