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まだあまり知られていない注目の曲をお届けする「HAYAMIMI」プレイリスト。今回は、2012年に設立され、次世代を担う若手クリエイターが多く所属するTREKKI TRAXより、コア・メンバーであるandrewがHAYAMIMISTとして登場。 本人の解説とともにお楽しみください! 【本人コメント】 自分がDJで選曲する上で大事にしている”引っかかり”の部分をそのままに、序盤と終盤はバーでのプレイや普段の生活で聴いている楽曲を、中盤はクラブでもプレイするような楽曲をセレクトしました。ある程度テンションもグラデーションになっているので通しで聴いていただいても心地良いかと思います。「HAYAMIMI」ということで新鮮な音楽を日常に取り入れたい方に是非オススメしたいです。 ●Clara La San - Unplanned マンチェスターのシンガーソングライター/プロデューサー、Clara La Sanのデビュー・ミックステープ『Good Mourning』から。ニューエイジ感あるトラックに透き通るような本人のボーカルが絶妙に絡んだ素晴らしい一曲です。凛とした気分になります。ちなみにXL Recordingから2016年にリリースされたMssingNo - Fonesはこの曲の別バージョンになるのでそちらも是非。 ●Swing Ting - Can't Wait (ft. Blvk H3ro) マンチェスターのレーベル/パーティクルーのSwing Tingから主宰を務めるJunction(​Samrai​ ​&​ ​Platt​)の作品集がリリース。なかでもこの一曲は良い意味で力が抜けていてしかもアーバン、でもしっかりとダンスホールというSwing Tingの持ち味である独自のバランスが前面に押し出されています。ウキウキで思わず外に出たくなります。 ●IAMDDB - Shade 全く意識してなかったのですが図らずもマンチェスターのアーティストが続いております。ネオソウルから攻撃的なトラップ、グライムビートまで乗りこなすシンガー/プロデューサーのIAMDDB。比較的落ち着いた温度感のトラックの中で言葉遣い悪く歌う曲が大好きで、この曲然り、彼女のこの路線は毎回ブチ上がります。 ●Scratcha DVA, Killa P, Sinjin Hawke & Zora Jones - Bussgun 先鋭的なクラブ/ベーストラックを作り続けているSinjin Hawke & Zora JonesそしてScratcha DVAが手を組み、サウスロンドンのレジェンドグライムMC Killa Pをフィーチャー。昨年リリースされたWorstという曲はリリース前から話題沸騰でクラブでもたくさん聴きましたが、個人的にはこの曲の方が世界観とダンサブルさが共存していてプレイする回数は多かったです。それにしても何度聞いても目が覚める印象的なベース…。 ●ERRORSMITH - Superlative Fatigue 石野卓球さんもヘビープレイしていたMMMの片割れが15年ぶりにアルバムをリリース。ただドラムマシーン触ってたら楽しくなっちゃった!みたいな雰囲気を醸していますが、この曲で言えばギリギリまで歪ませたタムの音だったりと、音作りや構成においてすごく念密に作られたバランスだなといつも感心します。他の曲もダンスホールだったりとフリーキーで遊び心も満点で最高です。 ●Neana - Cruz Control アンダーグラウンドベースミュージックシーンを牽引し続けているNight Slugsから遂にEPを出す事になったロンドンのコレクティヴGang Fataleの主要メンバーであるNeana。彼のバレアリックなサウンドをダンサブルかつ現代的なクラブトラックにするコンセプトの楽曲は、インダストリアルな方向へ行きがちなこのシーンに一石投じたものとなっていると思います。(もちろんインダストリアルな楽曲も好きです) ●TD_Nasty - Twitch 同じくGang Fatale主要メンバーのTD_NASTY。彼は80s的なサウンドを用いて新しいクラブサウンドを提示しています。この他にも一曲目に選んだClara La Sanをフィーチャーした「Where U Wanna Be」は極上のSlow Jamになっておりますので必聴です。 ●Giraffage - Green Tea(Carpainter Remix) TREKKIE TRAXのCarpainterがサンフランシスコ出身のGiraffageの楽曲を爽快なR&B/UK GarageにRemixしました。身内ながら彼はボーカルを尊重しつつビートを自然に組み替えて展開を作るのが本当に上手いと思います。個人的に2018年はもっとシンガーの方とのコラボを期待したいです。 ●Qrion - Quick Turn サンフランシスコに移住してもうすぐ2年になる日本人プロデューサーQrionによるフロアユースなオリジナルトラック。デトロイトテクノ+BmoreなコンセプトにCarpainterの2ndアルバムとのシンパシーを勝手に感じてしまいました。 ●Finn - Sometimes the Going Gets a Little Tough 90s,00sのR&Bを再構築しグライムトラックにする手法で脚光を浴びたFinn。彼は今回のEPで更にゲットーハウスやジャージークラブなどを取り込み、ジャンル間の橋渡しのような存在のプロデューサーになりました。この浮気性ともいえるジャンルに対する姿勢は土地性、時代性を抜きになんでもフラットに聴けてしまう同世代として共感してしまうところがあります。 ●Yaeji - raingurl NY/ソウルのプロデューサーであるYaeji。声のテンションとリフレインされるフレーズがずっと耳に残ります。ハウスとHIPHOPに対して「同じパーティミュージックでしょ?」というフラットな感覚を体現していて、でも決して乱暴ではない彼女の姿勢もまた同世代としてとても共感しています。実は2017年の末頃一番プレイした曲かもしれません。 ●Sam O.B - 237 AM Obey City名義では数々のフロアヒットを生み出してきた彼の新名義ではディスコやファンク、AORを昇華。アルバムの中でもこの曲は特に清涼感抜群で夏場クーラーで冷えた部屋で聴きたくなります。(真冬の今ならそのシチュエーションを妄想すれば暖房いらず!) ●BOY DUDE - Rainbow Waterfall 限定版の7インチレコードとカセットも一緒にリリースしているイメージも可愛い大好きなLAのレーベルHobo Campから、Jordan ChiniのFUNKプロジェクトBOY DUDEの一曲。個人的にこのようにローファイで少し曇ったような雰囲気の曲は半身浴しながら聴きたくなります。PVもなかなかにサイケでナイスです。 ●Rejjie Snow - Mon Amour アイルランドはダブリン出身の若手ラッパー。勝手にネクストTyler,the Creator的な感じで聴いてます。素朴なトラックにメロディと鼻歌を重ねてフランス語のフックが入った時点で◎ All texted by andrew (TREKKIE TRAX) プロフィール: andrew (TREKKIE TRAX) 東京を拠点に活動する Producer / DJ HipHopを中心にBlack musicを聴き漁った幼少期を経て、高校時代にMPC1000を購入。トラックメイクを始める。 さらに卒業と同時にクラブでのDJ活動も開始。DJとしてはBass musicのフィールドでの出演が主だが、ジャンルを限定せず「温故知新」を常に掲げた真摯なプレイスタイルは各方面から高い信頼を得ている。 正式な作品集は、自身も運営の一員である音楽レーベル『TREKKIE TRAX』からリリースした「Monolith EP」のみ と少ないものの、Finlandの老舗レーベル『Top Billin』のコンピレーションへの参加や、Part2Style、80KIDZ、Nature Danger Gang、Carpainterなど国内アーティストへのRemix提供も精力的に行っている。 またその楽曲は、DubstepやJukeの世界的な認知に深く貢献したUKのレーベル『Hyperdub』のラジオショーや、英国の国営放送局『BBC Radio1』でもプレイされる等、国外での評価も着実に獲得している。 2013年末には活動をラジオパーソナリティにまで広げ、日本最大のダンスミュージック専門インターネットラジオ局『Block.fm』にてTREKKIE TRAXのSeimei&Taimeiと共に番組『Rewind!!!』をスタート(2018年より『TREKKIE TRAX RADIO』に改名)。 現在は『TREKKIE TRAX CREW SET』のコアメンバーとして日本各地へツアーをする中、ソロとしても『ULTRA JAPAN Fes 2015』といったビッグフェスへの出演を果たすなど、常にパーティの第一線で活躍している。 http://www.trekkie-trax.com/ https://soundcloud.com/andrew_aez https://block.fm/radios/536
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