ウェストコーストって何か知らずにイーグルスとか、聴いていた。世代的にはウェストコーストは、海岸沿いの大通りの歩道の真ん中をビキニの姐さんがローラースケートを履いて闊歩しているイメージで、当時のこの国では、そういったイメージを扱ったジャケットデザインやファッション、家具、ポスターが氾濫しており、今でもそれをみればすぐそれと分かるほどである。論文にしたいほど資料は揃うくらいだ。極論すれば、ウェストコースト=アメリカだったかもしれない。そんなに曖昧だったら極論せん方がよい。ごめんなさい。でも、東端のわが国の当時の中高生の1人としてウェストコーストを音楽として見ると、カントリー色が強い、ということに尽きる。海岸というより砂埃の強いガソリンスタンドと中古のくたびれたアメ車というイメージだった。そんな気はしませんか。
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