人と人をつなぐ音楽映画　ジョン・カーニー監督作品

アイルランド、ダブリン出身のジョンカーニー監督。 アイリッシュ・ロックグループThe Framesでベースを担当し、ライブ映像、PVの監督も務める。その後、短編映画の監督などを経験し1996年に長編映画監督デビューを果たす。2007年に発表した『ONCEダブリンの街角で』は低予算で作成され全米では2館からの公開だったが、口コミで話題になり、140館まで劇場数を増やした。また「Falling Slowly 」は第80回アカデミー賞歌曲賞を受賞し、サウンドトラックはグラミー賞にノミネートされる。 どの作品も音楽と人とのつながりを強く感じさせ、音楽には人を幸せにする力があることが伝わってくる。ぜひ家族や友人、大切な人と映画を見て監督が表現する世界観を感じてほしい。 最新作の『シングストリート」は監督自身の自伝的映画で、好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマ。 こちらもチェックを。