いろいろとジャズ、さまざま。

ジャズには、３人のトリオから、４人のカルテット、５人のクインテット、そして15人以上にもなるビッグ・バンドまで、いくつかの編成があるが、ここではそれらを順に聴いてみる。二つのピアノ・トリオとクァルテットに続いて、キャノンボール・アダレイとブレイキー＆モンクがクインテット、ジェリー・マリガンが９重奏団、そして最後がカウント・ベイシーのビッグ・バンドとなる。どれもこれもジャズにかわりはありません。また、好き嫌いに分かれるけれど、にぎやかなビッグ・バンドからジャズ好きになるひともいれば、ビッグ・バンド・ジャズは大きらい、というひともいる。それもまた、ジャズなのだ。