ハードロック最強説

高校生の頃ハードロックブームの荒波に呑みこまれた私は力強い音を欲する様になり洋楽・邦楽問わずハードロック以外は軟弱でハードロックこそが最強！と思い込んでいた時期があります。「ジョニーBグッド」初体験はこのジューダスプリーストのカバー版だった気がします… 。ローカルな洋楽番組で伊藤政則氏がこのカバー曲について真剣な眼差しで熱く語っているのをこれまた感心しながら真剣に聞き入っている自分がそこにいました。ブームも峠を越した頃ストーンローゼズ等に出会いこの頃から次第にマンチェスターブームに熱が移行しロッキングオンを熟読しながらUKの新人バンドを手当たり次第に物色する浪人時代へと突入していったのです。ジューダスプリーストのこの強烈なアルバムジャケを見たら当時の記憶が蘇ってきました。1989年前後の私の音楽史です。