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坂本龍一のNYライブを収録したスティーブン・ノムラ・シブル監督作品『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』の上映に合わせ「ASYNC - REMODELS」の楽曲を追加。 坂本龍一の8年ぶりのソロ・アルバム『async』。東日本大震災や自身の病気という大きな転機を乗り越えての新作だけに、新しい試みや冒険にあふれています。 しかし、『async』は心機一転のアルバムであると同時に、一方では1978年のデビュー以来の、音楽家坂本龍一の39年の音楽史の集大成的な作品であるようにも聴こえます。 この「asyncへの道」では、長大な坂本龍一のキャリアの中から、後の『async』へと至る予兆を感じさせるような曲たち、あるいは道標となる音楽を集めてみました。 たとえばオーストラリアのアーティスト “Solo Andata” の「Chorale (Look for Me Here) 」のリミックス・ヴァージョンのために坂本龍一が加えたあるパートが、『async』の冒頭曲「andate」でそのまま再現されていることは一聴瞭然。 そこまではっきりとした痕跡はなくとも、ここに挙げた曲たちのどこかに、坂本龍一が『async』に到達するまでの足跡の痕跡が、ときにはうっすらと、あるいはくっきりと残されているのではないでしょうか? Selected by 吉村栄一 1966年福井市生まれ。1988年、月刊誌『広告批評』(マドラ出版)編集者に。同誌発行人・編集長の故天野祐吉氏、故島森路 子氏に薫陶を受ける。1990年代初めにフリーランスの編集者、ライターとなり、主に音楽、スポーツ、カルチャー方面での仕事を手がける。 主な編著書に『YMOピリオド』(94年徳間書店)、『風雲巨人軍』(94年・日本テレビ出版)、『これ、なんですか? スネークマンショー』(02年・新潮社)『鈴木貴之編集 大泉洋』(05年・新潮社)、『坂本龍一 いまだから読みたい本』(11年・小学館)、『戦場のメリークリスマス 30年目の真実』(14年・東京ニュース通信社)、『評伝デヴィッド・ボウイ』(17年DU BOOKS)など多数。 音楽CDのライナー・ノーツも坂本龍一、YMO、電気グルーヴ、デヴィッド・ボウイ、デペッシュ・モード、ペット・ショップ・ボーイズ、ジャン・ミッシェル・ジャールなど多くのアーティストのものを手がけている。
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