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無難な男にグッドバイ Free&Easyというファッション雑誌が、今年の1月に休刊になってしまいました。 一時期ではあるにせよ毎月買っていた僕としては少々寂しい出来事です。 この雑誌はページ数と活字の量がかなり多く、隅々までしっかり読むには大体1週間くらいかかります(それがまた良い)。それじゃあ全然Free&Easyじゃないよって事になりますが、この雑誌のテーマ「ラギッドスタイル」「ラギッドライフ」、これこそがFree&Easyなんですね。 よく表紙を飾ったスティーブマックイーンは本当にどれも魅力的で、「旅はまだまだ長いんだ。気楽に(Free&Easy)行こうや」と語りかけてくるようでした。 最終的には興味深い内容の時だけ買っていましたが、今でもよく読み返します。 ファッション雑誌なので半分くらいのページはラギッドファッション(無骨で飾り気のない服装)、要はイカしたオヤジの服装で埋まるのですが、残りの半分は情報誌的な雰囲気です。 そしてこの残りの半分が中々濃い。 基本的にアメリカンカルチャーが中心にいて、そこから映画や小説や音楽、ヴィンテージのジーンズやブーツや椅子の取り扱いについて、時には日本の染物や陶器、アウトドアー系の服装が特集された時なんか、登山中の怪我の応急処置のやり方まで丁寧に教えてくれました。 でも何より胸を撃ち抜くのはやはり表紙のキャッチコピーです。 「ブーツは男のライフギア」 「インディゴ年間計画」 「ファッションとは生き様だ」 「男としてこれだけは贅沢したい」、「本物には理由がある」 「アウター選びは男のロマンだ」 中でも僕が1番気に入っているキャッチコピーが「無難な男にグッドバイ」です。 物事が中々上手くいかず自分の行く先が何となく薄暗い時、僕はこの言葉をいつも思い浮かべます。 「この急カーブがギリギリ曲がれなくてクラッシュしたとしてもいいじゃないか。そのカーブに挑戦すらしないヤツにだけはなるな。無難な男にだけはなるな」。 「無難な男にグッドバイ」 今回は僕的にこの言葉がしっくりくるアーティスト、又は曲を選んでプレイリストを作ってみました。 よかったら聴いてみて下さい。
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