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説明文

自分の小遣いでCD買えるようになった中2の頃。 それまで邦楽しか買ったことないのに毎回出たよって洋楽の新譜勧めてくれてた地元CDショップのロン毛店長。 勧められた新譜以外では、ビートルズもストーンズもツェッペリンもヴェルベッツもジミヘンもろくに聴いたことなかったそれから1年くらい過ぎた頃。 すげー奴出てきたぞってを熱弁ふるって勧めてくれた。 いかにも流行らなそうな赤みがかった雲に何かもわからない生き物が浮いてる気味の悪いジャケット。 買って帰って次店行った時「あんま分かんなかったです」って感想言ったら「わかんねーかー。返品でもいーよ。」って変な気遣わせた。 高校生なって隣県のタワレコとか通い始めてめっきり店長の店には行かなくなりそれから数年と持たず店は閉店してしまった。 その後も何度も聞き直していた「MELLOW GOLD」は、あらゆる分野の素晴らしい音楽へと導いてくれた音楽を楽しむうえで欠かせない1枚となった。 また何年もしてCDショップの店員となり、たまたま買い物に来てた店長を見つけて声をかけ、自分のことは覚えてなかったけど飲みに行くようになって朝までたくさんの話できたことは人生と音楽のおもしろさを感じれる時間だったなって思う。 90年代は音楽の変革期って言われてて、情報収集もレコ屋の店頭やラジオから、テレビや雑誌へと耳だけでなく目で探せる時代にもなった。 今は更に自分の好きな音楽に最短で辿り着けるいい時代になったけど、たまにCDショップやレコ屋行って店員さんが意気込んで勧める1枚に出会うのもいいかもしんないです。 店員やめてもう随分と長い時間が経ちますが、いまだ時間空くと気付けばふらふらCDショップに足向いてます。 当時店長が勧めてくれて好きだった曲の何曲かを👏
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