🎬 O Brother, Where Art Thou? 🇺🇸🇬🇧🇫🇷（'00）

（時間の合間でぼちぼち作ってる映像系の記録PLです🎬 余計な生活記録も交えたいんで、興味ある方は見流し程度にどうぞ👏 ） コーエン兄弟 制作 「オー・ブラザー」 「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」「ノー・カントリー」と外れなしの最強兄弟の代表作の１つ。 南北戦争後、奴隷制度といった人種差別と、露骨なまでの富裕層との格差社会が悩ましい1930年代アメリカ南部。 詐欺罪でミシシッピ州に服役していたエヴェレット（ジョージ・クルーニー）が同じ鎖で繋がれた囚人2人と、エヴェレットが以前埋めて隠した大金を目的に脱獄を図る。 主に脱走後のドタバタ劇なんやけど、引き寄せるように出会ってしまう悪人たちが揃いも揃って全員愛おしい。 シリアスな時代背景をコメディカルな演出で描く見せ方も秀逸。 音楽。 もしかしたら本編よりサントラの方が有名なんじゃないかって気もする本作。 劇中、エヴェレットが脱走資金稼ぎに思い付き結成するカントリー・バンド「The Soggy Bottom Boys（ずぶ濡れボーイズ）」（歌は吹き替え）を筆頭に、ホワイト・ルーツ・ミュージックのスタンダード曲から本作用に現存のカントリーミュージャンが録り下ろした楽曲で構成。 劇中でも実在したブルース・ギタリストTommy Johnson役を現役ギタリストChris Thomas King演じ、その演奏も堪能出来るミュージカル映画さながらの音楽尽くしな内容。 ８曲に収まりきれなかった楽曲含め、本作サントラはアメリカン・ルーツミュージックの良盤オムニバスとしても必聴。