深い暗いヘドロのよう その綺麗な尾びれも鱗もない ただ漂うだけの存在さ 憎い擬態カメレオンのよう 知らぬ間に死に急ぐ答えになる 文明にも影響できぬまま ただ沈んでく 天には届かぬ 行く宛のない魂と ひっついてへばりついて のうのうと生きてる 天には届かぬ つけた跡が痛ましいと 後ろ指刺されても 燻っている本能 肥大化する虚栄心がもう 暴れ出す生き急ぐ価値などない 所詮能無しの戯言ね さあ面を剥がせ 天には届かぬ 行く宛のない魂と ひっついてへばりついて のうのうと生きてる 天には届かぬ この身の丈に合わない 甲羅ばかり集めては いたぶっている煩悩 選ばれた者でなきゃ 吸えない空気 ここは息苦しくって 押し潰されそうになる 泡になったあの子が言っていた あちら側にはなれない なれない ならない方がいい 天には届かぬ それだけじゃ満たされぬ 汚された心 天には届かぬ 行く宛のない魂と ひっついてへばりついて のうのうと生きてる 天には届かぬ この身の丈に合わない 甲羅ばかり集めては いたぶっている煩悩 燻っている本能
