胸に空いた穴が広がって いつしか人生を飲み込んだ 失ったままで歩いてる今日が 嘘みたいで笑っている 届かない愛を謳うように 生きるか死ぬかまで行きついて 死んでしまえたらよかったって 思いながら 生まれてきたことを呪って 消えたい心は変わらなくて 醜さも込みで続く今日に 中指と親指を ロクでもない奴が笑って 奪われた方が泣き寝入って 背負った痛みに期待した将来と 違って笑っている 昔は仕返しも考えた 疲れが勝って別によくなって 夢も叶わない大人になってた 情けないけれど 死にきれないからせめて歌って 晴れない心を洗いたくて 皮肉さえ込めて続く今日に 虚しさだけ背負って歩いていく 報われることだけを望んで 滲んだ痛みを仕舞い込んで 皮肉さえ込めて続くように 中指と親指を