「それがどうした てゆうかどうしました 頭から湯気が出ていますよ」 「こまってるのさ こまってるんですわ 気がつきゃもう今日って 何日ですか」 「まあまあ落ち着いて ティーカップほら持って お茶が入りました んでおしゃべりでもしてください よ」 なーんでもない日なのさ今日は 別にお誕生日じゃない 特別死んだりしない 何も焦ることはないさ すぐにわかる わかる わかる どうして今日が昨日じゃないのか 「例えばそうだな 想像は得意ですか あなたの誕生日はいつですか もう過ぎましたか それは大変だ! 来年までどうして 待ちましょか」 「なんとも不思議なことを 言うんですね 大袈裟な話だ お祝いなどいりませんよ」 なーんでもない日なのさ今日は だってお誕生日じゃない 明日死ぬかもしれない 何もこわいことはないさ すぐにわかる わかる わかる わかる なんでって今日は明日でもないのさ なんとも愉快だ あなたふしぎですね お茶が入りました んじゃお祝いでもしていきましょう よ なーんでもない日なのさ今日は 別にお誕生日じゃない 別に奇跡でもない あなたがここにいる間 そばで歌う 歌う 歌う もっと甘く 甘く 甘く すぐにわかる わかる わかる どうして今日が 特別じゃないのか きまっていたのさ お祝いしたいのさ