朝になって 窓際に君の忘れ物を 見つけたんだ あの空を閉じ込めたみたいなピアス 何気ないさ ふりをしてさ 送ったメッセージに 君が返す些細な言葉で また思い出してる driving 君と 駐車場に停めて君がうつむいた 夏の日差しに 不釣り合いなチェット・ベイカー ボリューム絞ったら 潮騒が二人の予感を誘った sunset 白い砂に染み込んだ汗と 濡れてる君の焼けていく肌を ずっと 見ていたいだけ 沈んでく太陽が 色を曖昧にして 千切れ雲追いかけて 風が柔らかく吹いた 毎日はさ 変わっていく 気づけばいつもそうだ 臆病な僕には明日が眩しすぎるのに driving 君と 交差点を曲がって君は口ずさむ カーステが不意に 流しだすチェット・ベイカー あの時と同じように 沈黙がすぐに心地よくなって sunset 君の耳たぶに揺れる青と 僕らを置いて終わってく夏を こうして 見送っている