あれは少し昔の 夜に 花火をともに見た 君は 今どこで、何を しているのだろうか その答え合わせは できない どこからか 鳴り響く音 顔を あげて 見上げた 先に きらきらと 夜空に咲いて パッと消える 淡い花火が 思い出させる 昔の記憶 君と二人で 見た花火 あれから時が経ち 君と 離ればなれになった 今は 君はこの花火を どこかで見てますか? その答え合わせは できない よみがえる 君との記憶 花火の時 食べたかき氷 何気ない 話しながら 二人 帰る 放課後の道 もう戻らない 君との日々を 想うと 少し 切なくて 夜空にきらりと咲く 花火 儚く散ってしまう 花火 散ってしまったら 元にもどりはしない けむりだけが夜空に 残る 一人静かに ながめる夜空 けむりもだんだん 消えてゆく 夜空にきらりと咲く 花火 儚く散ってしまう 花火 散ってしまったら 元にもどりはしない けむりが夜空に残る これから時が経ち 風が けむりすらも消したと しても 僕の心からは 完全には消えない けむりと花火、残る 心