優しさだけは褒められて ときめく魔法すらも かけかた知らずに生きてた。 ナミダの色した予定は、 窓の向こう、 四角の空にすいこまれ 消えていった。 遠く小石をけり 七色を見すえて「空になりたい」 風光り 背中を押したら キミに会えた昂ぶりから 鳴りだしはじめる 世界は いつも見ていてくれてる 無理な笑みも、不器用さも、 晴れの陽でつつむ メロディメロディ 優しい人は損をする、 教えられて鏡の前にたつ姿「…他人 だった」 今日も指でなぞる 流星のしっぽに「もっと飛びたい! 」 あかね雲、祈り運んでく キミと会えた無二の時に 高鳴り続ける 世界が 誰もみあげぬとしても 誰かが泣く、そんな時は、 雨脚で洗う メロディメロディ 一つ誇れたこと 生きた証がある「足跡がある!」 例え空になれぬとしても 手作りでも、憧れでも、 この流星なら消えない 笑顔風にのせていく 無理な笑みも、不器用さも、 束にまとめて、わたし いのち雲にかえていく 間違えても、逃げたくても、 何もなくたって、願える 光変わらず輝く もしもいつか、手渡しても 消えることのない メモリーメモリー