電車の車窓からずっと向こうまで 続く街をみていた ドアが開いて流れ込む人のせいかな 少し息苦しい ふと香ってきた季節の匂いで 無意識に顔がゆるんでいた 窓に映っていた自分の顔を見て 思い出してた これはきっと君のせい そっちでは 元気にやれているのかなんて 余計なお世話かな そう思っていても 君には届かないんだけどね あぁ君よ どうか暖かな 日を浴びて穏やかに目覚められる 日々の中にいてくれたなら良い どうかすてきな空っぽの中で踊り 続けていて そうすればずっと 寂しくいられるから ゆっくりと落ちていく月 僕の手では掬い上げられなかったよ どうしたらよかったんだろう もがきながら進んだ夜は 泳ぎきれましたか? 苦手だった朝にはもう 慣れてきていますか? なんて思ってたってあなたにはもう 届かないや 君が暖かな 日を浴びて穏やかに目覚められる 日々の中にいてくれたならいい どうか無事でいてくれ 完璧じゃなくたっていいと思える 日々の中にいてくれたなら良い どうかすてきな空っぽの中で 歌い続けていて そうすればずっと 優しくいられるから
