夢が醒めれば 鮮やかに舞う蜃気楼 伝う言葉は 遠く風に流れて散った 雪が溶ければ 逆さまな街に彩を 時が止まったままの 貴方を置き去りに 見つめ合った 2色の影 拭った指先濡らして 凍りついた瞳と 絡みつく 揺れる 躰 永遠にこのままで良いから どろどろに溶けてしまうまで ほら、僕の隣においでよ 見えない糸は 解けて高く 届かない空へと 小さな両手 かき集め、零れ落ちて 僕だけが… どこにもたどり着けなくて 消えた足跡をなぞる 見つめ合った 無色の影 乾いた唇濡らして 白く濁った瞳と 絡みつく 揺れる 躰 永遠にこのままで良いから 崩れ落ちてしまうまで 混ざる 雲のように ただ ゆるやかにばらばらに(Dear) 約束をしたね いまいくよ
