人間球体論

歌詞

見せたい景色があるんだ きっと気に入ると思って そういう嗜好が絶妙に似ているから 誰かが言っていた 惹かれ合ってるふたりは かつてひとつの球体だったとか そうだとするなら バラバラに動く身体も言葉も要らな かった どんな時も 何ひとつ疑いの余地ないくらい最初 に思い出した あなたの好きなものとか喜ぶ理由を まだ探してる 笑顔をあげたくて周到な準備をして も 嘲笑うように何かが大抵邪魔をする 優しさをいま 厳しさをいま その解答にはいつもいびつな◯がつ く 駆け引きをするだけの隙間や 回りくどさなら要らないのに どんな時も 何ひとつ疑いの余地ないくらいあた しを想っては 選んでくれたものだとわかっていた んだ 自分のことのように 何ひとつ阻むものなどないはずの距 離で行き違う 疲れてしまったのなら いっそもうひとつに眠りたいよ だれひとり誤魔化すことも できないくらいに思い出す あの日の悲しい顔も 一緒に過ごしたどんな時も 何ひとつ疑いの余地ないくらい最初 に思い出した あなたの好きなものとか喜ぶ理由を また探してる