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札幌処刑台

Track by野狐禅

2,113
13
  • 3:44
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歌詞

叩きつけるだけ叩きつけて後は 机の上に放り投げたままの ノートブック3冊分の かつての情熱共に 今日はやけに後ろめたさを覚えます 滲んでゆく視界に 右腕をかじってみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません 夜明けとため息は とにかく相性が悪く 強烈な葛藤が 大雑把な輪郭の薄い影を 一気に塗り潰してゆきます そして僕は 肋骨の凹凸を 指でなぞりながら アルバイトを休む口実を あれこれ思案しているのです 心臓を鼓動させて 血液を循環させて そんでそれが一体どうした? 絶望を鼓動させて 激情を循環させてナンボの 人生ではなかったか? てめえでてめえの 首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬の ちょっど突き当たり 家賃3万8千円の札幌処刑台に ぶら下がっている夢で首を括って いっそ生きてやろうと思った <♪> 歌声は飲み屋の姉ちゃんを ひっかけてきた酔っ払いの胸を 虚しくすり抜けて 見るも無残 週末のフォーク小屋の 壁にぶち当たって 木端微塵に砕け散るのです 滲んでゆく視界に 頬を一発引っ叩いてみたのですが なかなかどうして うまいこと奮い立ちません ヤケ酒とため息は とにかく相性が悪く 強烈な葛藤が 胡散臭いビルのエレベーターを 一気に塗り潰してゆきます そして僕は 夜明けの繁華街に何故か すっぴんの母ちゃんを連想しながら このしょぼっくれた連日連夜を 正当化するための口実を あれこれ思案しているのです 一丁前に飯を食らって 一丁前にクソを垂れて そんでそれが一体どうした? 絶望を喰らって 激情を吐き出してナンボの 人生ではなかったか? てめえでてめえの 首根っこひっ掴んで 13階段を引きずり上げていくような 馬鹿げた春夏秋冬の ちょっど突き当たり チケットノルマ無しの札幌処刑台に ぶら下がっている夢で首を括って いっそ 生きてやろうと思った <♪>

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