深くなる空に 輝きが増す様に募る 笑顔覗く度 弾けるもの抱え切れない 耳元で響く声 どんな曲よりも聴いていたい 真っ直ぐに見つめる瞳に 映るのは またねと手を振り 遠くなる 後ろ姿 見えなくなるまで 冷えてく指先とは裏腹に まだ熱い鼓動 甘くて苦い帰り道 檸檬の月が見ていた 高くなる空に 揺れる硝子窓も曇らせ 変わる瞬間を どんな表情も逃したくない 街灯に照らされて 伸びた鼻筋が影を作り 道も駅も閉ざされ 朝なんて来なければ またねと手を振り 遠くなる 後ろ姿 もう一度振り向いて 今すぐに戻って抱き寄せて 告げてしまおう まだ熱い内に 甘くて苦い帰り道 檸檬の月は知ってる またねと手を振り 遠くなる 後ろ姿 見えなくなるまで 冷えてく指先とは裏腹に まだ熱い鼓動 甘くて苦い帰り道 檸檬の月が見ていた 檸檬の月は知ってる