ラジオからはノイズ 途切れるボイス この凄まじい嵐が止む頃落ち 着くのか俺の心 何日、何週、何年 やって来たどれぐらいか 正確にはわかんねー 音の粒と雨の粒が ランダムにシンクロ 混沌の渦の中に落としてみる インクを 大荒れ、まるで海賊の大航海 例えこれで壊れたとしても無い後悔 大どんでん返し明日は快晴って シナリオ でも良いとこ曇天って知ってたって 祈りを 諦めかけてちょっと 無理かもって時に なんとか持ち堪えて立ち上がった 者のみに煌めく 頭上の星は満天 大抵は安定目指すけれど俺は 賭ける0か万点 万全の状態は安全じゃないな 嵐描く心情を映し出した絵画 雨の止んだ曇り空に一筋の光が 後方は暗闇未だに光る稲光 ここから何処にいけどあそこから 来たんだ 生まれてから今までが費やした 期間だ 一歩一歩壁をつたい暗闇を歩いてる 胸がざわめく壁の感触はザラつく なんとなく目が慣れて来たと 思ってからすぐ 羽の音にビクつくジッと見ている カラス 集中しろこれは針の穴を通す作業 好スタートした奴らさえも 追い抜かすダークホース この嵐を超えられるのは全員でない いやむしろ誰も立ち 入れない精神世界 意味を考える 構える 支える ざわめく感情の機微が 後に傑作の源泉 雨に打たれ風に吹かれ 尚もそこに根を張る 地道に飛ばした種がいつか 不意に芽を出す 打った キック1発そこにそれはあって 意味が無い様である 繋がっている確かに 妥協なき、あくなき探究の結果 浮かび上がるテーマ 創造の連鎖 雨の止んだ曇り空に一筋の光が 後方は暗闇未だに光る稲光 ここから何処にいけどあそこから 来たんだ 生まれてから今までが費やした 期間だ 集中していたらいつの間にかあたり は 静寂につつまれた外は 青みがかってた 窓を開けて冷たく冷えた空気を 吸い込む その瞬間ふと我に返りベッドに倒れ 込む なんとなく横を向いて目に入った 手元 枕元においてあったボールペンと メモを取る 薄れる意識の中でOKと書いた 目を閉じて静寂の朝を迎えた
