真っ白になっていく世界 どの色も洗い流された 今日も誰かの独り言が 裁かれるらしい いつか私にも分かる日が来ると パパやママは言うけど 私のことは 何一つ分からないんでしょ どうして嘘を吐いたら どうしてこんなに満たされるの どうして少し優しい気持ちになるの どうして叱ってくれなかったの どうして褒めてくれなかったの 今夜もあなたのもとへ 夢から醒めても もう一度 醒めない夢をみさせてよ 青い羽根で夜を塗り潰したら 此処じゃない遠い夜明けまで 涙ごと拐って 私の可愛い幸せの青い鳥 Good night 最初で最後の恋を何度上書きしても 愛と呼べるような何かは 結局見つからないまま まるでこの世界が終わる朝のように 永遠を誓ったのに どうして大切なものは どうして簡単に壊れるの どうして楽しいことは すぐに飽きるの どうして痛くなきゃ退屈なの どうして失くさなきゃ見えないの 今夜もあなたがいれば 夢から醒めても 何度でも 醒めない夢に堕ちていく 鳴り止まない声に耳を塞いで 小さなこの鳥籠にはもう 鍵なんてないのに 私はあなたの可哀想な青い鳥 Good night ねえ空っぽの心は 他には何も受けつけないの 他の誰かじゃ少しも救われないの もう私を置いてはいかないで もう一人きりにはさせないで 今夜もあなたのもとへ 夢から醒めても もう一度 醒めない夢をみさせてよ 青い羽根で夜を塗り潰したら 此処じゃない遠い夜明けまで 涙ごと拐って このまま明日が明日が 来なくたっていい 夢から醒めても 何度でも 醒めない夢に堕ちていく 鳴り止まない声に耳を塞いで 小さなこの鳥籠にはもう 鍵なんてないのに 私はあなたの可哀想な青い鳥 Good night Good night……
