昨日見た映画の途中でなんとなく 気づいてしまった結末みたいに 例えば寄り添いあった歯ブラシは この部屋にはきっと似合わないと 思った 不安定な夜は大抵、 モノクロの月を見上げる 誰かの温もりを探すように 36.7の熱も分け合えず 何が優しさだこれが虚しさか 長くあまりにも長く続いてた リフレインを止めて 濡れた頬を拭ったこの手で秒針を 回した 降り積もる花びらを風が攫って 僕らは 一瞬の中の永遠になりそびれて 悲しみは太陽にならないから あの日々は枯れてしまった 強くあるために強く抱きしめた 思い出の影で 弱くあんなにも弱く震える 自分に気づいたから 36.7の熱もわけあえず 何が優しさだこれが悲しさか 長くあまりにも長く続いてた リフレインを止めて 濡れた頬を拭ったその手で秒針を 回して 汚れた日差し朝焼けを噛んで 心の空き地に影が揺らいで 覚えたはずの優しさまで全部 忘れて 忘れて 恥じらいもなく涙を流して 何もなかったみたいに笑って もらったはずの優しさまで全部 忘れるわけがないよ 降り積もる花びらを風が攫って 僕らは 一瞬の中の永遠になりそびれて 悲しみは太陽にならないのに あの日々も愛してしまった 例えばさ 僕らの未来がさ
