ああ 旅に出よう 俺のこと誰も知らない国へ コーヒーポットに冷め切った液体と あなたの顔がなんとなくリンクした 俺は流行りのものは 何一ついらないから つまらないでしょ だけど 息もできないような景色を見よう 明日のことなんて忘れて だから ああ旅に出よう 俺のこと誰も知らない国へ すぐに行こう 挨拶の言葉も知らない国へ 昔見た映画 青年は旅に出て アラスカで死んで 後悔はなさそうだった 「けど愛してるなら どこにも行かないでよ」 「関係ないでしょ 距離は」 どれだけ心を震わせられる この青い星の上で だから ああ旅に出よう 俺のこと誰も知らない国へ すぐに行こう あの場所はこの瞬間もあるから 感じたくて味わいたくて 半端だって逃げてるって 笑われたっていいから 行き詰まって見えなくなって 世界がずっと狭くなったって 勘違いさ どこだって行けるから ああ旅に出よう 行き先も行き方も決めずに 本当に必要な物は 大してないから ああ旅に出よう 俺のこと誰も知らない国へ すぐに行こう 人生は競うものじゃないから 未完成なままで 愛し合おう 価値観も顔も知らない人も 行き先は一つだけ 幸せになること