ぼくらのちいさな からだをみたす そらのなかで わすれたなつのぬくもり ひとことさえも わたせずに ひえたこえを のみこんでた ひょうかれいど ああ ふたしかで ときどきわらって ときどきないて ひょうかれいど ああ ふかんぜんで ときどきわらって どきどきないて ちいさなこくはくのなまえ こえにだせないまま むりだ そんなにおおきなこえで きみのなまえよべないよ ぼくらは こきゅうのさいちゅう さんけつにめぶく ひょうてんかをしはいした きみのうしろすがた ねむりにつけば うすれたさんそが あつまって またみたしはじめる いしといみのはざま ぐるぐるまわる ひょうかめいど どんなところで ときどきゆれて ときどきくずれて ひょうかめいどに おいてきたもの ときどきおもいだし ときどきめぐりはて ぼくらは こきゅうのさいちゅう さんけつにめぶくひょうりん よぞらにうかぶ まるいつき なきかたをわすれても いみがいみをまちあわせ ずっとそばにいて あやしてほしい すれちがって わらいあって なきだして てをつないで そうぞうよりもちかいこたえが つめたいなつをあたためる いきといきが かさなるとき ふたりいま ぐるぐると よぞらをループする
