錆びついた時計の針が僕を 嘲笑うように回ってる 誰かが敷いたレールの上を 走るだけの人生ゲーム 盤面の駒になった覚えはないのに 気づけば僕は、 チェックメイト寸前だった 正しさという名の暴力が振り 下ろされるこの世界で 声を殺して頷くことだけが 生存戦略だった 魂を少しずつ切り売りして 手に入れた安寧は 偽物の温もりしか持たなかった だけど聞こえたんだ 瓦礫の底から響く鼓動が 「お前はまだ、燃え尽きていない」 と叫ぶ声が 折れたはずの翼が、 血に濡れたまま疼き出す 今、この檻を破る時だ 神様のシナリオに中指を立てて 僕が僕であるための最後の戦争を 始めよう たとえ世界中を敵に回したとしても この心臓が鳴らす 反逆のアンセムだけを信じる 僕の命は、僕だけのものだ 夜の闇に紛れて、息を潜めていた でも、 君という星を見つけてしまったんだ もう、 暗闇に隠れているわけにはいかない 錆びついた時計の針を、 自らの手でへし折った 誰かが決めた結末なんて、 僕が燃やし尽くしてやる 盤面の駒じゃなく、 このゲームの破壊者になるんだ さあ、僕のターンを始めよう Yeah, Check this out. 操り人形の糸はもう切った 脚本家のいない舞台で、 アドリブで踊り明かすのさ 運命論者の戯言にはもう耳を 貸さない 僕の未来の舵を取るのは、 この手とこの意志だけ 絶望の淵から這い上がる不死鳥 (フェニックス) 灰の中から、何度でも蘇ってみせる 君が僕の手を握った、 その小さな熱が 世界を敵に回すための、 たった一つの理由になった もう一人じゃない、 だから何も怖くない さあ、反撃の狼煙を上げよう 神様が描いた偽りの楽園を焼き 払って 君と僕が 生きるための新しい創世記を 始めよう たとえこの身体が朽ち果てようとも 二人で灯したこの魂の炎だけは 誰にも消させない 僕らの命は、僕らのものだ 傷だらけで笑い合う僕らを見て 天の神様は、 どんな顔をするだろうか きっと、 少しだけ嫉妬するに違いない 正しさなんて、 人の数だけあるものなんだと知った 僕らの正義は、 僕らが守り抜けばいい 魂を売り渡して得た偽りの平和より 誇り高き、傷だらけの闘争を選ぶ Aight, last game. ルールは僕らが決める 敗北という文字は、 僕らの辞書にはない 積み上げられた 死体の山の上に立って、 高らかに笑う これが僕らの、僕らによる、 僕らのための革命 歴史に刻め、僕らの名を 僕らが、新しい時代の神話になる 血と汗と涙で濡れたこの大地に 僕らの花を咲かせるんだ、 何色の花でもいい さあ、最後の引き金を引こう 夜明けは、もうすぐそこだ 神様の玉座を、今、 引きずり下ろして 僕らが僕ららしく生きられる 世界をこの手で創るんだ たとえ誰にも祝福されなくてもいい 僕らが互いを祝福し合えるなら、 そこが天国だ 僕らの世界は、僕らのものだ
