歌詞
降り出した雨を凌げる場所が どこにもないからすべて被った 予報外れの夜十時過ぎに 立ち尽くし身体が冷えていく 「ああ、もう限界」と言いかけた その時君が傘をくれた 僕はそっと泣いて 「いつかまた会う時まで その傘を持っておいてよ」 背を向けた君の顔が 見えなくて 見えなくて 夜が明け雨雲が過ぎ去って 待ち続けても君に会えない 諦めて下を向いたその時 名札の文字が目に入ってしまって 「いったい、どうして」声が漏れた そして君は 未来の自分だったんだって 気づいて 君にはもう出会えなくても この傘を持っていくよ 受け取ったこの温もり 抱きしめて 抱きしめて 或る夜に迷い込んだ 路地裏に立つヒトカゲ 降りしきる雨の中を 駆け出して 駆け出して 「いつかまた会う時まで その傘を持っておいてよ」 願わくば この思いが 繋がって 繋がって
7曲 | 2024
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