天秤の歌

歌詞

男って奴はさ 大体 型にはめられがちだな 女って奴にはさ 1人では生きにくい世界だ おたがい大変よね でもあなたより私が不幸だ そんな よくもわからないことを 口走れたもんだよな 泣きたいアイツの口癖 「君はいいよね 君は卑怯だ」 吐くだけ吐いたら気持ちいいなら いくらでもどうぞ 釣り合い取れないまま 自分事のように言い放つ 君も僕も 彼じゃないのにさ 争いばかり飽きたな お前って奴はさ 俺の嫌なことばっか言いやがる 目について 鼻について 眉が下がり 腹が立つ そんなこと言わずにさ もっと冷静に僕を見て 君は僕の君じゃないのにさ 争う理由もないだろ 嫌いなアイツの口癖 「君が悪くて 君が卑怯だ」 吐くだけ吐いて何か変わるなら 苦労なんてしないぜ 釣り合い取れないまま 全て運次第と言い放つ 君も僕も 悩んでることの 重さは測れないだろう 生まれ変わるのなら 飼われた犬か 猫になりたいな 触れて嗅いでわかる世界だけ 愛せたらいいのにな そうやって逃げ出した 現実と未来の後ろ側 犬でも猫でもない僕は うずくまって怯えてる 知らない間に口癖 「あれがよくって これは悪くて」 そんなに自分が嫌いだったら やめちまってどうぞ あなたはきっと私じゃない 僕も勿論 君にはなれない 羨ましいとか 妬ましいとか いくらでもあろうと 釣り合うことなんてない 人の青い芝だけむしりあって 秤にのせて競い合うことで そこに何ができたの? 君も 僕も 違うことの なにがいけないの?