カーテンが揺れる音にふと目を 覚ました 時計の針は止まらずに静かに嘘を 刻む 君がいないこの部屋に慣れたと 思ってた けど眠るたびに、 君の背中を探してる ねえ君なら今どこで眠ってる? 誰かの夢に優しく笑ってるの? 言葉はもう 届かないってわかってるのに また名前を呼んでしまうんだ 眠れぬ夜に君の名前を呼ぶ その響きだけが心の灯になる "Just your name" それだけで世界が戻るようで でも返事はなくて、また涙が滲む 会いたい、それだけじゃダメなのに いつからだろう、 声を出すことが怖くなって 誰にも聞かれたくないこの弱さを 隠してる スマホの履歴に残ったままの 「またね」 既読にならないまま 時間だけが過ぎてく 眠れぬ夜に名前を呟く 「好きだったよ」も「ごめんね」も まだ言えてないまま "Don't fade away" この気持ちだけどこにも行けずに 胸の奥でさまよっているよ 君を忘れたくない
