触れたぬくもりはいつか 消えてしまうと知って あの子との暮らしを思い出す きっとあふれ出すように 涙は出るのさ 過ぎた思い出は静かに 見えなくなると知って 壁によりかかる写真たち ずっと外せないままで眺めていた 最近の 出来事を 伝えたい 少し長くなるけど 干し終えた服をどかしても 君は 君は シングルベッドの上には 君の体温の一部とまだ 淡く光る空白だけ が残こってる シングルベッドの白いシーツが 肌に触れるの もう君の背中にまわしてた 腕も痛くないよ ベッドの空白が 埋まらない 埋まらない 埋まらないの 干し終えた服をたためない 僕は 僕は シングルベッドの上では 君の体温の一部がまだ 淡い期待を 含んでは含まれてる シングルベッドの白いシーツに おまじないでもかけて ただその輪郭だけでいいから 取り戻したいよ
