時計を見てても 余る知識を見せても こなれた十分間 退屈してんだ ペンでなぞるほど 手にはおさまらないもの 追いかけるように 誘われるように 集まった 僕ら 虹色の春に駆け上がってんだな ああ 観測史上最大の日 皆様方の知らない現象 僕ら 導火線の火を 止めらんないままなら それが刹那の正体さ 校庭を見てるの まだ途中のシミュレート 途切れた十分間 君を呼んだんだ 寝癖が付くほど 夢は見てられないもの 急かされるように ほこりを払って持ち寄った 何か変わるような第六感 僕ら 互いの嘘を彩り合ってんだな ああ 観測史上最大の日 君すらもまだ知らない現象 それは教科書の中に載らない愛だな また増えたいつもの後悔さ アンケート用紙に 丸をつけて決まるような 未来に囚われるのは嫌だな 顔を見せる悲しい答えに 袖を引かれる 変わらないものも 終わらないものも無いこと それさえ解るから輝いて 柄にもなく今日は居残りたいのも 笑ってくれ ちょっとだけ寝不足なだけさ 僕ら 虹色の春に駆け上がってんだな ああ 観測史上最大の日 皆様方の知らない現象 僕ら 導火線の火を 止めらんないままなら それでいいさ 僕ら 他でもない今日を待ち望んでいたな ああ 観測史上最大の日 これからお目にかけます現象 僕ら 導火線の火を 止めらんないままなら それが刹那の正体さ