家族を想う映画のような 鮮やかな花が咲き誇る場所 疑う事を知らない少女は 今日まで夢の中にいるのさ アルペジオと透明な歌うたい 空に寄りかかって今日も どこか違う場所を見ているのよ どこか遠く違う場所 好きでもないのに交わる心に 涙が溢れそうだよ ねぇ 夜を見上げるようなそんな日は 海の方に手をひいて連れ出して 君が今日も生きていられるように 僕は月になって君を照らしている いつこの世界を離れてしまうの 記憶があるうちに笑ってよ 子供のうちに歌ってよ 若く美しいうちに刻んでよ 交わる心は幻ではないよ 花束が枯れる前にさ ねぇ 夜を見上げるようなそんな日は 海の方に手をひいて連れ出して 君が今日も生きていられるように 僕は月になって君を照らしている 確かな日々は壊れていくけど 風に乗せて 記憶は遺していて 君が今日も生きていられるように 僕は月になって君を照らしている