生まれたばっかで歩き始めたとか 磔になってすぐ蘇ったとか 尾ひれはひれで朦朧 有象無象が切り身で売買 誰が為に鳴る その身体は 低級な無礼講じゃ性急な大衆は 耐えられない 果たしたい夢 音になって 誰も皆 愛されたい どんな退屈も停滞も飽きないで 居られるなら 踏切が開くまで眺めてなよ 屈め 飛び越えろ "これしかない"なんてないんだ 溢れんばかりの愛となけなしほんの 少しの仕掛けを したがって実際は酷く自由 かわせ逃げ切れ身ひとつで あわや悲惨に飛び散る前に 思考停止の肯定は 嫌いでいたい命中率上げられない いらない もう偽ってないで 誰を今 愛したいのか 難解だって解き明かして見せろよ 醒めないまま笑いかけたなら 自由自在 ただ見たい あの景色だけ どこまでも愛したって どんな確かなものでさえも 終わるから 踏み切れ その前に
