ネオンサインの欠けた文字を 埋めるように 青い夜を歌う君が 寂しい世界ごと抱きしめているなら 時を超えて 星を巡り 会いにゆくよ feeling feeling… beating beating… きっと 10年先で忘れられた君を探し 出すために今 不確かな唄を手繰ってきたんだよ 響きあう僕らの痛みが 寄り添いあう呪いが溢れて 救われたっていいから 掬い上げた悲しさとか虚しさとか 蛇口を少し 捻るみたいに漏らすそれは 正しくなくて目に視えない 理由もなくて根拠すらない 傷だらけで覚束ない この不正解を信じてみたい いつか 100年前に置き去られた 名前もない誰かの灯火に 恋い焦がれて迎えに行くから 小指と小指を結ぶような拙くて 青白い音色を 覚えていて こぼれた祈りが Echoing はぐれた未来が Echoing 巡り会うはずがなかった僕と君で この先を見に行こう feeling feeling… beating beating… きっと 10年先で忘れられた君を探し 出すために今 不確かな唄を手繰ってきたんだよ 響きあう僕らの痛みで 寄り添いあう呪いで奏でて その未来(さき)へ きっと 1000年後の世界の隅に 君がいないとしても ほら、思い出せるから 電子の五線譜も ぎこちなくて優しい目も 誰かが繋ぐから
