~泪に沈む月夜切なく 散ってゆく 霹靂の宵に 儚い 空蝉、 桎梏の闇に染まり 燃えゆく~ 別れの静寂、想う 悠遠の距離 抱いて 可惜夜の残夢が 久遠に鳴く 暁に 明かしき未来を信じ 轗軻の契りを求めた 遙かな身の分を越えて 覚悟の惨苦の中で 泪に沈む月夜切なく 散ってゆく 霹靂の宵に 儚い 空蝉、 桎梏の闇に染まり 燃えゆく あれから幾度目の 想いを乞う日々で 懸命な言の葉を 絶えることなく 告げてゆく 明かしき未来を信じ 轗軻の契りを求めた 遙かな身の分を捨てて いざ行こう 惨苦の向こうへ 数多の果てに結んだ契り 絢爛に白妙の花を 咲かせて 待宵、 朧に霞む影が 花笑む 袖の露 切なく 貴女を抱きしめる 位さえ投ぐれども 共にゆくから 貴方と 数多の果てに結んだ契り 絢爛に白妙の花を 咲かせて 待宵、 朧に霞む影が 花笑む 戸惑い 振り返る日もあった 今までも これからもずっと 彼方の 星鏡を共に見つめていく いつまでも 夢幻の未来へと