月明かりを避けて 棲家へと急いだ ドクドク鳴る心臓 握りつぶしてしまいたい 星が降る空に浮かんだ君の顔 僕はモンスター 誰も好きにならない もう何も憧れたくない ひとりぼっちなんて慣れているから 夢見るのは眠ったときだけ ほら見てよ 鋭い爪 君を傷つけてしまいそう 悲しみ方も 忘れたんだ 君のまなざしは はちみつみたいだな とかされてゆくように 壊されてゆくだろう 星が降る空を真っ黒に塗りつぶして 僕はモンスター 誰も好きにならない もう何も憧れたくない きれいごとなんて聞きたくないから 夢の中でさえ近づけない ほら見てよ 鋭い爪 君を傷つけたくないんだ さよならだけが僕の証
