少年少女時代の 大切なものすり減らして どうにか生きてるけど ほんのちょっとの憎しみに 背中押されてる気がして なんとか踏ん張ってる 泣き出しそうだよ 後悔を積み重ね これでいいんだろ 僕は出来損ないでいい 飛べそうな気がして 飛べないと思い知って うずくまる屋上のフェンス前 血が滲んだって 涙がこぼれたって 走ってたあの頃の僕らが そんな僕を追い越していく 折れてしまった友情と 脆すぎた恋愛を 片付けられないまま こころが少しずつ 死んでいくみたいだ 悲しみに慣れそうな僕を 朝がたたき起こす 元気でいるかい 幸せならいいけど これでいいんだよ 僕はダメ人間でいい 会えそうな気がして 会えないと思い知って さまよういつかの懐かしい街 壊れたものは 二度と元に戻らないって 走ってた あの頃の僕らは 何一つ知るはずもなかった 太陽が鉄を焦がして 僕は壊れかけの自転車に乗って 冴えない今を受け入れて ひとりぼっちでも 生きていけるのか 必死でペダルを漕ぐけど 漕ぐけど 届きそうな気がして そんなはずもなくって それでも 唄い続ける僕は馬鹿だな 血が滲んだって 涙がこぼれたって いつでも走ってた 飛べそうな気がして 飛べないと思い知って うずくまる屋上のフェンス前 傷つけあったって 仲直りを繰り返して 笑ってたあの頃の僕らが そんな僕を追い越していく あぁ今も風の中で