風が吹いて僕の背中を 押した素振りでいつもそっけない 少し冷えた廊下に響く あの⼦の笑い声が苦しい ただ⽬が合って もう眩しくて 斜め前の席から揺れてる気持ち 「好き」 と⾔えなくって、またため息 僕じゃないと知っているけど 駄⽬かな? 息が苦しくって、抑えた気持ちは どこにもいけなくて 終わりのチャイムにかき消された 「またね。」今⽇も期待しちゃうよ ⼿を振るシルエットだけで 校舎の裏にそっと隠した 気持ちに嘘なんてないのに ただ嬉しくて でも苦しくて 後戻りはできない恋が揺れてる 「好き」と伝えたって、ただ遠くて 僕の気持ち知って壊れたらやだな 胸が熱くなって、深く閉じたなら 瞳に貼り付いて 消えないあの⼦の後ろ姿 いつだって、 いつだって想ってるのにな だけど、僕なんて僕なんて… 好きにならなきゃ良かった でもさぁ 何も⾔えなくって、またため息 僕じゃないと知っているけど 駄⽬かな? 今すぐ会いたくて、溢れだした 何も出来なくって、 それでも好きだよ 息が苦しくって、抑えた気持ちは ずっと変わらなくて 背中を押すように今、 終わりのチャイムが鳴った
