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或る夜にさよならを

Track by浮遊信号

533
11
  • 2022.08.02
  • 5:29
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歌詞

信号無視した あの子は言った 世界よ終われと 悲しげに 退廃時代に 映る僕らは 街を抜け出す 午前二時 元来 意思など 底にないから 前へ倣えも 従った 存在自体が 鬱な僕らが 夜を抜け出す 午前二時 錆びた 心を 枕の上に 似たもの同士が 息をした そうだ 僕らは 生きていた あの時 確かに 全てはいつか嘘に変わっていく? あの街のあの子はまだ 泣いているの? それでも笑う僕を どうか 許しておくれ 深層心理の 誰かが言った 「世界が終わるその日までに 一体どれほどの想いがあれば きみを想わず逝けるだろう」 幸い 未来はここにないから イマを 生きていた 僕達は バイバイしなくちゃ 僕らのために 朝が追いつくその前に 些細な 悪意が 君を傷つけ 得体の知れぬ 闇は続く だけど それでも 生きてみないか どうせ終わるのなら 全てはいつか過去に代わるから あの時の僕なら 今笑っているよ きみの悲しみ全部 持ってここまで来たんだ 新月が照らす怠惰な夜も 扇風機越しにみたあの夏も 思い返せば大切な記憶 きみと僕にしかない記憶 似たもの同士の僕達だから 言葉にせずとも伝わるはずさ ちょうど今しがた雨雲は去り ずぶ濡れの僕らは笑えた 錆びた想いはやがて朽ち果て 芥なものに成り下がれど あの日 宿した意志だけは 絶えず燃えている 必ずいつか迎えに行くから そのときまで僕はずっと もがいているよ それでいいだろう? 朝に行こう

このアルバムの収録曲

  • 1.或る夜にさよならを
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