本当の優しさってなんだろう いつだって僕よりまずは 誰かのことなんて ちょっとカッコつけてみたけど 本当は嫌われるのが怖いだけだ ひとりになったとかひとりじゃない とか 震えるこの足は迷いながら今日を 踏み出す 言葉にできない心とか 心が叫ぶ言葉 本当はそんじゃないんだ 上手く言えなくてさ ねぇどうしたらいい 間違うたびにあふれた涙 弱虫な僕を許して欲しい 僕以外の皆 今日も楽しそうに うまく生きててただただ悔しいんだ でもなんでだろう君の笑った顔は いつも泣いてるようになぜか見えた 誰も知らない悲しい声 擦りガラスの音 そっと手を差し出すその勇気が 僕にはあるかな きっと誰もが胸の中 ひとりを感じる寂しさ 開く傘の中から震える君の手を 臆病者がただ見つめている 痛みが教えてくれたんだ 誰かの痛みを思うこと 手を握ってくれるかい? いっせーので引き合おう 僕が居たい場所に君が 居てほしいんだ 水たまりに映っていた 揺れる七色の陽だまり 見上げてみれば あぁ、シミひとつない空だった いま立ち止まり振り返るこの道を 歩くのは 僕だけじゃないたくさんの形の 足跡で続いていた うまく動かないこの心を 震わせるあなたの言葉 いつの日か花は咲く、花は咲く 伝えたい心のことば 雨上がり傘を閉じてみる 今ならわかる気が 気がするんだ
