[Aメロ] 爪切りの音がするたびに 胸が軋んだ 小さな愛の断片 捨てられるさだめなのに 君の一部だと思うだけで [Bメロ] 目に見える好きが欲しくて 目に触れる証を集めた 言葉より、記憶より この世界で一番 リアルだった [サビ] 君の爪を集めている ひとつひとつに意味がある 愛してるって 言われなくても これが“君だった”証明 誰にも見せない箱の中 君が少しずつ増えていく [A2メロ] 髪の毛じゃダメだった 声は形にならなかった 写真は嘘をつくけど 爪は、君のままだった [B2メロ] 笑わないで これがわたし 君を愛する唯一のかたち 壊れた感情の末に たどり着いた祈りなんだ [サビ2] 君の爪を集めている 誰よりも君に触れていたくて 割れてもいい、傷ついても この掌が覚えてる 手のひらの小さな墓地で 君は静かに、眠っている [Cメロ] 「普通」なんて興味ない だって“狂うほど”愛したんだ これが間違いでも わたしには、救いだった [ラストサビ] 君の爪を集めている それが愛だと信じてる 失っても、捨てられても ここに君が在るから 誰より深く、誰より近く わたしだけが 君を持ってる
