穏やかな日差しの中 流れていく窓の景色 線路沿いの道の 曲がり角の先 飛び込んでくる あの家 キミと過ごしたあの部屋 まだ覚えているよ とても歩いた気がしたけど こんなにも近かったんだね ポケットにおさまりそうな この小さな街に キミはもういなくて でも キミとの思い出溢れ出す ポケットにおさまりそうな この小さな街に ボクはまたいるけど どうか ここからキミへ ボクの声が 届きますように 夕暮れに染まる坂道 自転車押して歩いた できるだけゆっくりと ふたり交差点へ まだ別れたくないから キミと通ったこの道 今はひとり歩く 輝いていた景色が 少し色褪せているよ ボクが街を出るまで この街だけが世界の全てで キミとの時間は全部 ここに刻んできたんだ 街が姿を変えても キミの面影を見つけてしまう 丘の街のどこにいても ポケットにおさまりそうな この小さな街に キミはもういなくて でも キミとの思い出溢れ出す ポケットにおさまりそうな この小さな街に ボクはまたいるけど どうか ここからキミへ ボクの声が どうか ここからキミへ ボクの歌が 届きますように