つま先の向きが見れずに 行き場を減らし続けた地面を 輝きの強い過去で照らしてみても タイムマシンの性能にはほど遠いね もっと上手く詰めてたらいつか 街の片隅にも 小さな声がちゃんと 響いたはずなのに 忘れられない歌が 記録の海に溶けはじめても 時が明日にしか進めない奇跡で 僕らは何度でも一番最初の未来を 書き直していける ようやく見つけた色でも 重なるほど白色に似ていく 覚えていてほしい想いを書き 出しては ボロボロなガラクタでさえ 大事にした もっと器用になれたら綺麗な夢が 見れるのに ノイズ混じりの音楽じゃなきゃ 鳴らせない 冷たい波の先で体温が宿った音色を 見た 揺れた声が歪な幻でも 目が合うことのない コミュニケーションをまた今日も 飽きずに続けていく 錆びついたメロディで 記録の海はまた深くなる 響き方を思い出した言葉が 息継ぎのいらない世界で 歌になりだした 強く書いた願いが暗闇の底へ 流されても 手放せずに抱えた不器用さを 美しいものだと 教えてくれたその声で [C i] [k a] [4' i] [g a] [m e] [g M] [Sil] [t e] [i] [k M]